確定拠出企業型年金は、毎月の積立額だけを決めておき、運用先は加入者である従業員が指定し、運用した資産を年金として受け取るシステムです。
年金資産の運用は、運営管理機関が提示した金融商品の中から、加入者自身が選択して行います。
運用実績に応じて将来の年金額が変わることになりますが、全て自己責任、自助努力による退職後の資産作りということになります。
個人別に年金口座を持って資産を管理するので、常に残高を把握することができます。
これは、アメリカ生まれの確定拠出年金「401k」の日本版といわれています。
確定拠出企業型年金の掛金は企業が拠出しますが、拠出金は非課税で、年金として受け取る際には、公的年金等控除、一時金として受け取る場合には、退職所得控除が適用されます。
転職時の取扱い
転職時に年金資産の持ち運び(ポータビリティー)ができます。