個人年金は、生命保険会社、かんぽ生命保険、銀行、証券会社、全労災を利用して個人の財産を運用するものです。
多数の商品がありますが、大きくは、保険型と貯蓄型に分けることができます。
保険型年金
保険型の年金は、一定期間、保険料として支払っていき、老後に年金として受け取るものです。
生命保険会社、かんぽ生命保険、全労災などで取り扱っています。
多数の商品がありますが、概ね次の4種類に分けることができます。
<終身年金>
被保険者が生存中の間、年金が支払われます。
<保証期間付き終身保険>
被保険者が生存している限り、年金が支払われ、定められた保証期間中に死亡した場合には、すでに支払われた年金額を差し引いた金額の保険金が指定した受取人に支払われます。
<夫婦年金>
夫婦がともに健在か、あるいはどちらか一方が生きている間は年金が支払われます。
<確定年金>
年金の受取人の生死に関係なく、定めた期間、年金が支払われます。
貯蓄型年金
貯蓄型年金は、最初に一括で納付した年金資金を、分割で年金として受け取るものです。
預けた年金資金を運用しながら、年金を受け取っていくもので、受け取り方としては、元金取り崩し型と元金据え置き型があります。
都市銀行、信託銀行、証券会社などの記入機関が扱っています。
主な商品としては次のようなものがあります。
<保証期間付き終身年金>
被保険者が生存している限り、年金が支払われ、定められた保証期間中に死亡した場合には、すでに支払われた年金額を差し引いた金額の年金が指定した受取人に支払われます。
<夫婦年金>
夫婦がともに健在か、あるいはどちらか一方が生きている間は年金が支払われます。